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新しい床敷き

[2022年09月09日]

こんにちは。獣医師の平松です。梨の木どうぶつ病院では、犬舎や猫舎で動物をお預かりする際、タオルや特殊な床敷きを敷いて動物を入れます。目的に合わせて、床敷きの種類を変えており、以下のようなものがあります。

↑ こちらはタオルだけ敷くと噛んで破ってしまったり、布を食べてしまう子に使います。丈夫で少しクッション性もあり、通気性も確保されています。

↑ しかし犬が本気を出せば、このように齧られてしまうという弱点があります。

↑ こちらは緑色の床敷きよりもクッション性があり、より重症な子や術後の子に使用します。

↑ 中はこのようにクッション性・通気性に優れた構造になっており、より居住性が向上しています。床ずれ防止にも最適です。

しかし、やはり齧られてしまうと穴が開いたり、ボロボロになってしまうという弱点があります。

どの床敷きも動物用ですので、ある程度の耐久性があります。しかし、犬や猫が本気で齧ってしまえば、穴が開いたり破損してしまいます。タオルだけだと食べてしまい、床敷を入れても齧ってしまう子の場合は、あえて床敷きを全く入れないという方法もありますが、中で排泄をした場合、体が汚れてしまい衛生面で問題となります。

何か良いものはないかと探していたところ、看護師の嫁がペピィで良さそうなものを発見し、早速購入してみました。コチラ。↓↓↓

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こちらはかなり硬い骨組みで作られており、それでいて触り心地が比較的ソフトな素材でコーティングされています。触った感じだとかなり丈夫そうです。小さい子だと、網目で足が引っかかったりするのを心配しましたが、メーカーによるとこの大きさの菱形の網目が絶妙な大きさ・形らしく、小型犬でも足が引っかかるのを防いでくれるとのことでした。

試しにユズ彦を投入した様子が、コチラ。↓↓↓

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居心地を確認するユズ彦。網目に足の指が入るのが多少気になるようですが、思ったよりは馴染んでくれそうです。

↑ この床敷きは2cm程度の足がついており、通気性が確保され、オシッコも下に落ちて体が汚れない設計となっております。

↑ お隣さんに挨拶するユズ彦。

菱形の網目にどのくらい違和感を覚えてしまうか、そこが心配でしたが、割と良さそうです。1〜2kgぐらいのかなり小さな子には気をつけて使う必要がありそうですが、今後はこちらの床敷きも積極的に利用し、その子その子に合わせた管理ができればと思います。

獣医師 平松