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先月の循環器専門診療

[2023年07月14日]

こんにちは。獣医師の平松です。3ヶ月に一回のペースで実施している循環器専門診療ですが、先月も実施致しました。担当が鈴木先生に変わってから、2回目となります。

↑ 心エコー検査の様子。画像では結構明るく写っていますが、実際はエコー画像が見やすいよう、部屋の照明は消しております。心エコー検査は、心疾患においては診断の決め手になることが多く、また検査者によって得られる情報量が大きく変化します。

鈴木先生は循環器疾患を専門として診療を行っており、この心エコー検査によって診断できる循環器疾患の幅がとても広く、またより深く病態を診断することができます。我々も鈴木先生の指導のもと、循環器疾患の診断・治療の研鑽を行っております。

↑ こちらで使用している超音波(エコー)検査機器は、GE社製のロジックP7という機種です。GEのエコーは心エコーの性能がとても優れているのが強みと言われていますが、腹部エコーの画像もかなりキレイです。梨の木どうぶつ病院の検査機器の中で、主力をはっている機器となります。

エコー機器もピンからキリまであり、同じような機器でも性能が随分違います。最上位機種では導入に1000万円前後もかかり、導入のハードルはとても高いです。梨の木どうぶつ病院のエコーはここまではしませんが、それでも動物診療において主力検査機器として毎日活躍できる性能を有しています。

日々、最上位機種を操っている鈴木先生にも、ここのエコーも十分見やすいエコーである!やっぱりGEは良いね〜!と太鼓判を押してもらい、ちょっと安心しましたね。やっぱり循環器専門の先生はGEがお好きなようです。

↑ 得られた情報を記録している様子。このデータを元に、治療計画を立てていくことになります。

循環器疾患は病態の悪化が生命の危険に直結する分野ですので、これからも専門の先生の指導を受けながら、病院全体のレベルアップをはかって行きたいと思います。

動物たちも検査頑張りましたね!また次回、元気にお会いしましょう。次回の循環器特別診療日は9月21日(木)になります。完全予約制となりますので、ご希望の方はお早めにご予約をお願い致します。

獣医師 平松