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装具のフィッティング

[2019年09月30日]

こんにちは。獣医師の平松です。前回のブログでは、装具の型取りの様子を紹介させて頂きました。今回はできた装具のフィッティングの様子です。

石膏で足の型をとり、その型を元に作製した症例の足のモデル、そして装具をフィッティングした様子がコチラです。↓↓↓

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上の画像右の白いのが、症例の足と全く同じ形状のモデルです。黒く丸で印されている箇所が、手術により埋め込まれた金属がありやや出っ張っている所になります。ここが擦れないように装具を作製してもらいました。

そして左後肢の足根部に装着されているのが、実際に作製してもらった装具になります。皮膚に触接触れる部分はウェットスーツなどに使われるような柔らかい素材で、外側に固定のための固いブラスチック素材が使用されています。

今後は実際に装具を着用して擦れが起こらないか確認しながら、装具に慣れさせる必要がありますが、これで再脱臼の心配は随分少なくなりました。安心して運動させることができます。

今回は看護師さんにも入ってもらい、例によって記念撮影をさせてもらいました。今後も島田さんと連携を取りながら、歩行に問題を抱えた犬猫たちの手助けができたらと思います。

獣医師 平松