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仕事用の腕時計

[2021年03月17日]

こんにちは。獣医師の平松です。動物病院では、診察や入院管理の際に体温・心拍数・呼吸数を測ることが良くあります。これらは最も基本的なバイタルサインとして、まず測定されます。よく英語の頭文字をとって、TPR(ティーピーアール)をとる、などと言います。

大学病院の全科研修時代には、動物の身体検査と併せてこのTPRをとることが日常的に非常に多くあり、心拍数と呼吸数を測るために腕時計は必須のツールとなっていました。腕時計を忘れると仕事にならないといっても過言ではありません。

しかし、たくさんの動物病院の中には、なるべく何も身につかない方が良いとする病院もあります。自分としても、腕時計がぶつかったり、着けたり外したりの手間があるかなと思い、腕時計をしなくても良いよう、梨の木どうぶつ病院ではそこら中に壁掛け時計が設置してあります。

↑ 壁掛け時計の秒針を見ながら心拍数を測っている様子。自分の場合は、まず聴診をして心音や肺音の確認をし、その流れで心拍数と呼吸数を測っています。しかし、画像を見ていただけると分かる通り、聴診器を当てながら時計を見上げるのは結構首が疲れる作業でした。

動物の姿勢によっては、後ろを振り返らないと時計が見えない場合もあります。かといって壁中に時計をかけまくるのも、意匠的にあまり良くないかなと。

そこで今回、仕事用に腕時計を新調することにしました。仕事用ということで、頑丈で汚れても水洗いできるようなタフな時計が良いだろうと思い、G-SHOCKを買うことにしました。コチラ。↓↓↓

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むぅ…、カッコいい…!

こんなちゃんとした箱に格納されているんですね!G-SHOCKと言えば、僕が中学生ぐらいの頃は憧れの腕時計でした。当時は高くてとても買えず、友人のを見せてもらっては憧れを募らせていたものです。

早速腕に巻いてみました。↓↓↓

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うむ!いい感じでございます!

ベルトや文字盤は光沢を抑えた黒で、ベゼルも落ち着いたブルーなので、あまりギラギラせず、良い感じです。これなら動物を刺激せずに済みそうです。針は白なので視認性も良好。ラバーベルトにしたので、比較的安全性も高い思われます。

これでTPRをとる際にいちいち壁掛け時計を見上げずに済み、待合室でもX線室でも、どこでもTPRがとれます。仕事用ですので、そのうち皮脂汚れがついたりオシッコをかけられてしまったりと汚れると思いますが、G-SHOCKのタフさを生かし、ジャブジャブ洗ってガンガン使って行きたいと思います!

オマケのユズ彦くん。ヒゲが立派ですねー。

獣医師 平松