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フクロウとミミズク

[2018年12月18日]

こんにちは。獣医師の平松です。突然ですが、皆様フクロウとミミズクの違いをご存知でしょうか。何となく頭が丸いのがフクロウで、耳があるのがミミズクというイメージかと思われます。実はこれがやっぱり正解のようで、一部例外もあるようですが、頭が丸いのがフクロウで、頭に羽角(耳羽)があるのがミミズクと一般的に呼ばれています。

フクロウもミミズクも、フクロウ目フクロウ科で生物学的には一緒のようですね。

さて、なぜ突然フクロウとミミズクの話をしたのかというと、先日カインズホームに院内の消耗品などを買いに行った時のこと。ペット用品などを見ていたら、予想外のコレ。↓↓↓

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まさかのメンフクロウとアフリカワシミミズク。足にリードがついていましたが、特に檻に入れられるでもなく、大人しくとまり木にとまっていました。

やはり頭がまるいのがフクロウ、羽角があるのがミミズクという名前なのですね。何年か前に、こちらのブログでも内装工事の業者さんが連れてきたコノハズクを触らせて頂いたことがありましたが、フクロウやミミズクを見たのはその時ぶりです。

詳しい情報の札がありましたので、見てみたら全部空欄でした。アフリカ出身らしいことだけ分かりました。フクロウやミミズクだと、たしか蛾などの昆虫や小動物が主食だったと思いますので、飼育するのは大変そうですが、内装業者さんに聞いた話だと、性格的には種類にもよりますが猫のように割と自由とのことです。

最近では動物医療も人医療と同じように、循環器科専門、皮膚科専門、または猫専門など細分化が進んでおります。しかし、世の中にはフクロウなどの一般的ではない動物までも広く診察できる獣医師もいて、本当に尊敬しますね。

自分は犬・猫専門ですので、犬猫は専門性を持って勉強していきたいと考えておりますが、機会があればこういった珍しい動物たちの勉強もしてみたいものです。

獣医師 平松