原田真惠 獣医師
2025年4月就職(2026年9月執筆)
初めまして。獣医師2年目の原田真惠です。私は母が台湾人ということもあり、台湾の大学に進学し、卒業後に日本の獣医師国家資格を取得しました。台湾に5年間いたので、中国語を話すことができます。獣医師を志したきっかけは、小学生の頃にミニチュアダックスフンドを飼ったことがきっかけです。そのころ読んでいたマンガ『動物のお医者さん』を読んで、「大好きな動物に関わる仕事がしたい!」と影響を受けました。大学卒業後は、「働くなら日本で」と決めていたので、ご縁があった梨の木どうぶつ病院で働くことになりました。
初めに驚いたことは、「とにかく院長がおしゃべり!」ということです。見学の時から「どこから来たの?」「中国語が話せるの?」から始まり、病院として大切にしていることや施設・診療のこと、更には「チョコモナカジャンボが好物」「あまり便秘になったことがない」などの自分の個人情報まで、そこまで話してくれるんだと思うほど、初対面の私にもたくさんお話をしてくれました。
新卒1年目の私にとって、とにかく不安だったことは「不安なことがあったら、聞きやすい環境かどうか」でした。そういう意味では、院長が説明好きのようで質問しづらい雰囲気はなく、不安を払拭することができました。
また実習中は、勤務医の先生方にも就職について不安に思っていることをお尋ねましたが、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。「新人教育をしっかり行っていること」「その人の成長速度に合わせて指導していくこと」などを聞き、新卒1年目の私でも安心して学んでいけそうだと感じました。指導の仕方も単に「こうしてください」と伝えるだけではなく、「なぜそうするのか」「そうしない場合にはどのようなリスクがあるのか」まで説明してもらえたので、納得しながら仕事を覚えることができました。
他にも、梨の木どうぶつ病院に就職先を決めた理由として、今まで見たどの動物病院よりも、「患者さんに寄り添っている病院」だと思ったからです。実習中に勤務医の先生が問診から必要な検査、診断、治療方針の説明までを丁寧に行い、患者さんの不安な気持ちや事情に配慮しながら、分かりやすい言葉で説明している姿がとても印象に残っています。説明のための時間は、これまで見てきた動物病院の中で一番長くかけており、それだけ一人ひとりの患者さんと向き合っている動物病院なのだと感じました。「私もこんな獣医師になりたい」と思えたことも、梨の木どうぶつ病院を選んだ理由の一つです。
私は自分で就職候補の動物病院を探しましたが、自分にあった就職先を見つけることができました。近年の大学卒業者の中には「エージェントを使わないと良い動物病院を選べない」という声も一部にあります。ですが、エージェントなどの紹介会社を通しての就活は、給料や休みといった条件にばかり目がいってしまいがちです。就職候補の病院を自分で調べて連絡して、電話の対応の良さを感じたり、実際に見学・実習に行って、仕事に対する姿勢や、飼い主さんや動物そして働く仲間への気遣いなどを感じたり、数字では現れない部分を肌で感じることも重要です。さまざまな病院を見学して「そこで働く先輩の獣医師と一緒に働きたいと思えるかどうか」が一番大切だと感じています。
2027年の春で3年目になります。これまでは、採血・留置・カテーテル操作などの医療手技全般から麻酔管理、予防診療から一般外科まで任せていただいています。
3年目からは週休3日になるため、これまで以上に専門性を身につける勉強に時間をあてられるようになるので、1日でも長く、患者さんが大切な家族と一緒に過ごせるように、日々学び、精進していきたいと思います。







