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内視鏡実習

[2026年03月19日]

こんにちは。獣医師の平松です。すでにインスタやメルマガでも紹介させていただきましたが、先日、瀬川先生にご来院いただき、院内で内視鏡実習を行いました。

瀬川先生は大学病院や大型動物病院において、血液内科や内視鏡診断・治療を始めとした内科系疾患について臨床研究・診療を長年行なってきた先生です。自分が大学研修医として働いていた時には、内科系疾患についてたくさんのアドバイスをいただき、大変お世話になりました。

今回はそんな内科系スペシャリストな瀬川先生をお招きし、改めて最新の知見なども交えて実習形式でレクチャーしていただきました。

↑ こちらは内視鏡の操作部の扱いを確認している様子です。内視鏡には多くのダイヤルやボタンがあり、スコープの先端を曲げたり、水を出したり、空気を出し入れしたりできます。この操作部の正しい持ち方や扱いを確認しました。自己流での持ち方に慣れてしまうと手や肩に余計な力が入り、集中力に影響してしまいます。そのため、こういった基本的なことからしっかり確認することで、よりスムーズに内視鏡検査をすすめることができます。

↑ こちらは実際にスコープを生体に挿入し、消化管内部を観察している様子です。基本操作としては、進みたい方向を画面の真ん中になるようスコープの先端の向きを操作しつつ、送気や抜気、送水操作を適宜行いながら視野を確保、右手でスコープを押して挿入していきます。これが意外と難しいです。

その昔、飛行機のフライトシミュレーションゲームなど好きな人は、内視鏡が得意な人が多いと誰かから聞いたことがあります。(たぶん瀬川先生ではない)

確かに画面の感じや操作性が、ちょっと似ているかもしれませんね。

↑ 話を実習に戻しまして、こちらは実際に瀬川先生にも内視鏡を操作してもらっている様子です。手の動きやダイヤル操作など、細かな手技のコツなどを教えていただきました。

↑ こちらは内視鏡の生検鉗子で採材した消化管粘膜の小さな組織を、細い針を使って鉗子から採取している様子です。得られた組織が壊れないよう、そっと採取する必要があります。組織は湿らせた濾紙の上に置きます。この時、組織が丸まらないように注意します。

こうして盧氏の上においた組織は、2cmくらいの専用容器にいれ、ホルマリンにつけて病理検査センターへ送ります。

↑ こちらは検査後に、内視鏡スコープの洗浄をしている様子です。検査後は、スコープに付着した汚れをすぐにとり除き、汚れが固まるのを防ぎます。これをベッドサイド洗浄といいます。この後、内視鏡スコープが全部入るくらいのタライやシンクに丸ごとスコープを入れ、全て丸洗いし、完全に清潔になるまで洗浄します。その後、スコープを乾かして終了となります。

↑ 定位置に戻った内視鏡。今回もよく働いてくれました。

今回の実習で、基本操作を全て確認できました。特に、得られた組織の取り扱いについては、近年標準とされているやり方を教えていただき、同じ内視鏡による生検でも、術者の技術や組織の保存方法により、診断精度にかなりの差が出ることがわかりました。

また内視鏡の洗浄についても、標準的な方法を実習や動画などで教えていただき、こちらもとても勉強になりました。こういった検査機器は高額なので、長く大事に使っていきたいと思います。

↑ 左が今回、実習を行っていただいた瀬川先生です。今後もこのようなスペシャリストによる勉強会や実習を適宜継続していき、技術・知識の研鑽に努めていきたいと思います。

獣医師 平松

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せがわ動物病院
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院長 瀬川和仁(獣医師・獣医学博士)