第3診察室に吊り棚設置
[2025年06月30日]
こんにちは。獣医師の平松です。先月のブログで書いていた通り、広めのX線室に小さめの診察台を置き、第3診察室としての稼働が始まりました。しかし、やはり広めの部屋だったとはいっても、X線室と診察室を兼用するには少し手狭です。
上の画像は第2診察室側の扉からX線室・第3診察室を見ている様子です。画面右奥のステンレス棚を整理し、左奥の犬舎の位置を工夫すれば、もう少しスペースを作れそうです。そこで今回は、部屋の動線をもう少し確保できるよう、吊り棚を設置することにしました。
↑ 天井付近にはまだスペースが残っているため、こちらのスペースを有効活用することにしました。吊り棚は置くタイプの棚と違い、重いものを載せる場合はかなりしっかり作る必要があり、DIYなどで簡単に作ることができません。
そのため、今回は建築会社さんとオーダーメイド家具を専門で作る家具屋さんに制作・設置を依頼しました。
↑ こちらの画像は、業者さんに棚を設置するための下地の施工をしてもらっている様子です。この下地の木と壁の中の支柱を強力に連結します。
↑ 下地の木に、製作してもらった箱棚を設置してもらっている様子。こちらも棚自体を頑丈かつ軽量に作ってもらい、下地に強力に連結してもらいました。
そして完成した吊り棚が、こちら。↓↓↓
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おお、これは良い感じです。下に背の高い麻酔架台がきても干渉しないよう設置してもらいました。さすがオーダーメイド、思惑通りの棚ができて満足です。
本当はもっと安い既製品を買って、業者に強力に設置してもらうのはどうかという案もあったのですが、既製品の棚よりも箱型でさらに軽量に作ってもらった棚の方が安全性が高いと判断し、今回はオーダーメイドで作りました。そのため、この棚のために数十万円かかり、かなりイタイ出費となってしまったのですが、安全にはかえられません。しかも、診察室を増築などするよりはよほどマシな出費ですし、やむを得ませんね…。
とりあえずこれで物をしまうスペースは確保しました。あとはこれまであったステンレス棚の荷物などを整理し、作った吊り棚へ移動するだけです。
しかし丁度その頃、自分がギックリ腰になってしまい、しばらく荷物の整理ができませんでしたが、最近やっと腰の調子が戻り、先日、ついに荷物整理ができました。次回のブログでは、荷物を整理した後のX線室・第3診察室の様子を書きたいと思いますでので、宜しければまたお付き合いいただければと思います。
獣医師 平松