眼科の助っ人、再び
[2017年09月24日]
こんにちは。獣医師の平松です。毎月のことなのですが、今月も色々仕事を片付けていたら、ブログ更新を片付けるのが後手後手になってしまいました。9月24日を迎えた現在、一月4回ブログ更新のノルマまで、あと3回更新が残っております。今月も、焦りながらノルマ達成したいと思います！
梨の木どうぶつ病院では現在、眼科・循環器科を強化すべく、勉強会に参加したり、特別診療日を設ける準備をしております。また判断を迷う症例などは、専門家に連絡をとり意見をうかがったり、手術に参加してもらうこともあります。
先日、目の腫瘤が発生したワンちゃんに対し、手術を行うことになりました。腫瘤は結膜（白目）から発生しているようで、奥側がどこまで伸びているのか、麻酔下で確認して切除することになりました。
画像の矢印部分が腫瘤です。奥側がかなり深い場合、腫瘤を切除するのが難しくなる可能性があったため、今回はくじら動物病院の伊藤先生に助っ人に来てもらうことになりました。
伊藤先生は眼科を得意とする先生で、自分が麻布大学全科研修医だったころ、眼科の専科研修医をしていたため知り合いになりました。以前にも一度、眼科手術の助っ人に来てもらったことがあります。
麻酔をかけ、腫瘤の発生部位を精査したところ、幸い腫瘤は結膜の比較的浅い部分から発生しており、眼球自体を切ることなく完全に切除できました。
↑ しこりが取れてスッキリした様子。腫瘤を病理検査したところ、良性との返事をいただきました。今後は基礎疾患のドライアイをコントロールすることで、腫瘤の再発を防ぎます。
画像右が、今回助っ人に来てくれた伊藤先生です。白内障の手術も手がける、数少ない獣医師です。今後も、各科の専門家と連携をとり、より良い獣医療を目指して行きたいと思います。
獣医師 平松
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目の心配事でお困りの方は、ぜひ一度、くじら動物病院まで足をお運び下さい！スラッとした伊藤先生が、スラッと相談に乗ってくれます！
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